IPL光線療法

IPLによるドライアイ治療

令和3年2月よりルミナスM22 IPLによるマイボーム腺機能不全(MGD)・ドライアイの治療を開始しています。

国内承認機器 M22 IPLモデル

国内承認機器 M22 IPLモデル

IPL光線療法は、マイボーム腺機能不全(MGD)・ドライアイを改善する初の根本的な治療法です。

ルミナスM22 IPL」によるIPL光線療法は、10年前から美容皮膚科で、フォトフェイシャル(シミ・ソバカス・クスミ)の治療として使われています。

IPL(Intense Pulse Light)という幅広い光を照射することで、マイボーム腺脂の溶解だけでなく、炎症を抑え、肌のコラーゲンを再生させる効果があります。

手術のように外科的治療ではなく光線療法のため、患者さんへの負担も少なく、眼に障害をあたえることもありません。

費用 1回目 無料 2回目より自費医療で、4,000円(税込み)となっています。

毎月1回の4回連続治療をお勧めします。毎日実施しています。


IPL(光エネルギーの抗炎症作用)によるMGD治療

IPL(Intense Pulsed Light)機器は長年に渡り、身体を温めて炎症を取り除くために使用されてきた医療用光治療機器です。

以下の効果を期待してMGD治療に用いることが報告されていることから、IPLによりMGD・ドライアイの改善が目指せます。

期待される効果

  • 炎症を抑える効果
  • マイボーム腺のつまりを溶かす効果
  • デモデックス(顔ダニ)を減少させる効果
  • 肌のコラーゲンを再生する効果
  • 照射方法

    IPLの照射は、下記手順で行います。

    • こめかみ・頬にIPLを照射します(所要時間3分程度)。
    • 治療間隔は、3~4週間おきに4回以上実施すると効果が高いというエビデンスがありますが、
      重症度と罹患期間によって異なります。
    • ダウンタイムは基本的にはありません。

    注意事項

    ゴムではじかれるような痛みや、ひりひりした痛みなどを感じることがあります。

    稀に、照射した部位に赤みやかさぶた、もしくは水ぶくれなどができ、治るまでに5~10日かかる場合があります。

    IPLの治療効果

    *NIBUT(非侵襲涙液破壊時間):
    眼をあけてから眼表面の涙液層が破壊するまでの時間(秒)。
    涙液の質の評価に用いられます(正常:10秒以上、異常:5秒以下)。
    Arita, et al. Ocul Surf. 2019;17(1):104-110.
    Arita, et al. Cornea. 2018;37(12):1566-1571.

    安全性・その他注意点

    治療部位もしくはその周辺の皮膚が一時的に敏感になっている可能性があるため、
    強くこすったりせず、また日焼け止めをしっかり塗るよう心がけてください。

    下記の方はIPL施術を行うことができません。
    事前にしっかりカウンセリングを行ってください。


    • 妊婦および授乳中の方
    • 光過敏症もしくは、光過敏性を高める薬剤をご使用中の方
    • 皮膚が日焼けしている方
    • てんかん発作の既往歴がある方
    • ケロイド体質の方
    • 血液凝固能に異常のある方
    • 前がん病変、皮膚がん、または皮膚がんの既往歴がある方

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    医院名医療法人社団
    岡田クリニック眼科・緑内障・糖尿病
    代表者名岡田 芳春
    住 所〒651-0097
    兵庫県神戸市中央区布引町3丁目1-7
    電話番号078-231-7100
    診療科目眼科・糖尿病内科

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