糖尿病治療について

1.CGM外来(Continuus Glucose Monitor) 連続血糖測定)(H24年4月28日開始)

新発売の連続血糖測定器iPRO2(アイプロ2)を導入しました。

神戸市のクリニックで初めて(神戸市の医療機関で3番目に)なります。

腹部に貝殻状の測定器(iPRO2)を着けることにより、72時間の血糖値を連続測定しグラフに表示する検査です。

75gOGTTに代わり、アメリカではかなり行われている検査です。

これにより、食後高血糖、深夜の低血糖などが判明し、血糖変動の小さい内服治療やインスリン治療を行うことができます。

質の悪い(変動の大きい)HbA1cから、質の良い(変動の小さい)HbA1cへ変えることができます。

合併症の起こりにくい、良質の治療が行えます。

今まで13年前に発売された機器CGM-Goldを用いた検査でしたが、4月23日よりアメリカとのディバイスラグがなくなります。

当クリニックでは、自由診療となりますので、1型、2型を問わず、軽症から重症まですべての糖尿病の検査を行うことができます。

費用はCGM外来 健診費用4000円になります。(導入記念特別価格)

2.HbA1c測定(6分で結果がわかります)

最近1~2か月の平均血糖値を表します。血糖値も同時に測定します。

指先より1滴の血液を用いてDCAバンテージにより、通常1日かかる検査をわずか6分で測定します。

  6.5以上 糖尿病   5.6程度以上 境界型糖尿病疑い となります。

3.尿中微量アルブミン検査(7分で結果がわかります)(糖尿病性腎症)

尿中クレアチニンも同時に測定します。Cre/Albが糖尿病性腎症の指標となります。

同じくDCAバンテ―ジにより、通常1日かかる検査を7分で測定できます。尿糖やケトン対も同時に測定します。

  Alb/Cre  0~9 正常   10~29 正常高値   30~299 微量Alb尿  300~顕性アルブミン尿

4.眼底カメラ検査(糖尿病性網膜症)

最新型眼底カメラ(キャノンCR-2 plus AF)により弱い光で眼底検査を行います。糖尿病性網膜症を診断します。

単純糖尿病性網膜症(SDR)、前増殖性糖尿病性網膜症(PRDR)、増殖性糖尿病性網膜症(PDR)の3段階があります。

視力維持のため、汎網膜光凝固(パスカルレーザー),黄班浮腫があればVEGF(アイリーア)の眼球注射が必要なこともあります。

同時に緑内障や黄斑変性症(AMD)などの目の病気も診断できます。眼底動脈硬化症がみられることもあります。

5.動脈硬化症検査(CAVI検査)、ABI検査

上腕・足首の血圧を測ることにより、血管の硬さを図る検査です。

心臓から出た脈波が、手足に伝わる速さで血管年令を測定します。

この値が高い場合は、脳梗塞や心筋梗塞を起こしやすくなります。

ABIは、足首の血圧/手首の血圧 で定義され。これが高いとPAD(閉塞性動脈硬化症)を起こしやすくなります。

6.心電図R-R検査(糖尿病性神経症)

心電図のR-R間隔を測定し,心拍の変動率を測定します。変動が少ないと自律神経の低下を疑います。糖尿病性神経症の診断になります。

  変動率 4% 正常   2% 自律神経機能の低下

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診療科目眼科・糖尿病内科

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